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霞と霧

 今朝、カレンダーをみると、今日の日付のところに「霞始靆」という読めない漢字をみつけました。

 ネットで調べてみると、

「かすみはじめてたなびく」と読むことがわかりました。意味は、~七十二候の一つ。二十四節気の雨水の次候にあたり、2月23日~2月27日ごろに相当する(weblio辞書)~とあり、霞がたなびき始める日のことのようです。
 そこで、改めて「霞」とは何ぞやと広辞苑をひいてみると、~微細な水滴が空中に浮遊するため、空がぼんやりして遠方がはっきりと見えない現象。古くは、春秋ともに霞とも霧ともいったが、後世は、春のを霞、秋のを霧という~とあります。(ん!?)

 なんと、霞と霧は、元来、同じ現象をいっていたのが平安時代以降、春秋で区別したということだったのです。朝の連ドラじゃありませんが、「びっくりポン」です。(いや、ちょっと待て...)この歳になって知らないのは私だけなのかもしれませんね。(恥)

 本日は不勉強を反省しつつも、霞と霧を分かつことができて良かったというお話でした。(写真はオーベルジュ土佐山様HPより拝借)