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下実上虚

 先週末 NHKで放送された「病の起源プロローグ人類進化700万年の宿命」という番組の中で、「腰痛の起源」についてのチャプターがありました。番組上の起源説を簡潔にいいますと、360万年前に2足歩行に進化したことと、1万3千年前に農耕が始まったことだそうです。つまり4足歩行⇒2足歩行による立位時の腰部負担増と、前かがみ(農耕作業)姿勢による腰部筋・骨(椎間板)への負担ということです。
 これを踏まえて私なりに対策を考えました。前かがみ姿勢はともかく、立位時の負担軽減は陰陽バランス上、「下実上虚」(かじつじょうきょ)が理想と考えます。下半身が実=陽=剛、対して上半身が虚=陰=柔。要は下半身の強化と上半身のシェイプアップです。万有引力を考えてもお腹まわりなどが重いと、立っているだけで負担が大きくなります...とここまで書きながら自戒しております。頑張って減量します(涙)滋養庵