以前、陰陽は相互に対立・依存する関係だと書きました。本日は、その関係が静止した不変の状態ではなく、絶え間なく運動変化していることについて、書きたいと思います。
日中(朝昼)を陽とし夜間を陰と考えると日出と日入とともに陰陽が変化していきます。さらに日中・夜間をそれぞれ陰陽分割し、便宜的に時間を配分しますと、
4~ 9時 (陰中の陽)10~15時 (陽中の陽)16~21時 (陽中の陰)22~ 3時 (陰中の陰)この様に変化して行くわけです。(*季節により時間はズレます)
また春夏秋冬で示しますと、春分(陰中の陽)夏至(陽中の陽)秋分(陽中の陰)冬至(陰中の陰)と変化して行きます。これを東洋伝承医学では「陰陽の消長平衡」だとのべています。
ストレスフルな社会、たまには季節・時間(日出・日入)に応じた養生をしてみませんか。滋養庵
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