経絡とは?

 6日の日曜日は、月に一度の脈診会(勉強会)でした。今回は、いわゆる経絡(氣が流れる道)のひとつである「奇経八脈(きけいはちみゃく)」について学びました。そこで本日は、いわゆる経絡について簡単に整理してみたいと思います。
 先ず、そもそも経絡(けいらく)とは、経脈(けいみゃく)と絡脈(らくみゃく)の2つを合わせた言葉です。経脈は、正経十二経脈と云い、人体を流れる12本の氣のルートで、これが一般的に“経絡”となって世間に知れ渡っています。他方、絡脈とは、経脈の分枝のようなもので、いすれかの経脈から出ていて、15本の代表的な絡脈があります。更にそれらの経・絡脈とは別に、奇経八脈という8本の氣の別ルートがあるわけですが、奇経八脈もまた、いずれかの経脈に属しているような間柄になります。鉄道の線路に喩えますと、経脈が本線、その他は支線というように考えると分かりやすいかもしれません。整理がついたのか自分でもよくわかりませんが(苦笑)、経絡の複雑さが伝われば幸いです..(汗)滋養庵