癒やしの竹ノ輪灸

 本日は、時節がら施術時の使用頻度(*症状によります)が高くなっている「竹ノ輪灸(たけのわきゅう)」をご紹介します。写真のような円筒の竹ノ輪に艾(もぐさ)を詰めて火を点けます。外側まで温かくなってきたら、患部を中心に経絡の流れに沿ってコロコロと温めていく心地よいお灸です。何の変哲もない代物ですが、季節的にも「癒される」と、ご好評をいただいています。「自宅でもやりたいので、、」とのご要望もいただくのですが、いかんせん火を扱うものですし、道具の前後処理にも注意が必要なので、ご自宅での使用については、ご案内を控えさせていただいています。このような原理で何か代用品を考えてくださればと思う今日この頃です。滋養庵