「情報」について続編的考察

 先月の当ブログ(10月23日付)で、現代の「うつ症状」の要因は「情報過多」ではないかとの見解を述べました。この考え方とほぼ同様の考察をしているコラム記事を見つけましたので、例によってURLを貼っておきます。
『「脳」が疲れている現代社会の子供たち』(msn産経ニュース2013.11.14 12:35 )
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/131114/bdy13111412420002-n1.htm
 

 記事のタイトルにあるように、子供の脳が、現代社会のさまざまな情報の影響で疲れているという主旨のコラムです。残念ながら私には子供がいませんので、今の子供たちが「情報」について、どう考えているのか知る由もありません。しかし、今のメディア、とくにテレビの情報発信のありかたについては以前から私も危惧しております。上記のコラム記事にもありましたが、悲惨な光景や残虐なイメージシーンを何度も繰り返し、効果音まで付けて、見る側の感情を揺さぶる。それを伝えるキャスターやコメンテーターとかいう肩書の人たちも、社会や政治に対して、只々批判と揚げ足取りに終始するだけの情報発信。子供たちの脳が疲れて当然だと思います。メディアとして、視聴率やスポンサーの顔色ばかりをうかがわず、社会的な立場と影響をよく考えていただきたいと思います。
 最後に、人のストレスは、五感のみならず、その場の空気(環境・雰囲気など)からも発生します。それが「氣」です。情報に「邪氣」があれば、身体内の「正氣」を侵し、病を発症します。将来ある子供たちを邪氣から守りませう。滋養庵