2月最初のブログは、「瞑眩(めんげん)」について説明してみたいと思います。
瞑眩とは、とくに鍼灸の施術後におこる、眠気やダルさ、また、隠れていた(知覚が鈍麻している状態)痛みや違和感などが一時的に再発し、その後、緩やかに治癒していくことをいいます。マッサージでいうところの “もみかえし” のようなイメージです。また、“好転反応”
というのも同じような意味で使われますが、こちらは健康食品業界のセールストークとして不適切(根拠なく)に使われることも少なくありませんので、精査するなどの注意が必要です。
瞑眩の機序を簡単に説明しますと、
「慢性的に疲労していた筋肉がほぐれ血液循環が回復(新陳代謝)し、自己免疫力や自然治癒力が動き出した為におこる」というとこになります。が、もちろん瞑眩を感じなければ効果がないというものではありません。個体差や病歴などにもよりますので、施術後、不快な違和感が気になるようでしたら、担当の鍼灸師に連絡を入れていただくことをおすすめします。
ところで、今日は節分ですね。「邪氣は外~正氣は内~」滋養庵
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