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顔鍼Q&A その2

Q:出血などの心配はありますか?

 

A:はり・きゅう施術の特質上、まれに微量の出血や内出血、また軽い火傷(やけど)などが起きることがあります。

〈顔面の施術について〉

当院では顔面へのはり施術に対して安全性と痛みの軽減を重視し、ごく細く短い顔面専用のはり(滅菌済みディスポーザブルタイプ/太さ0.12mm刺入2mm程度のもの)を使用しております。これにより出血や痛みのリスクは大幅に下がりますが、それでもごくまれに微量の出血や内出血を起こすことがあります。
出血につきましては、施術中の処置にて出血痕(あと)などが残ることは概してありませんが、内出血は皮下出血斑が残るケースが多々あります。もちろん施術中の内出血反応に対しては、反応を減少させる処置を施しますが、その性質上、完全に回避させることは極めて困難であることをご理解くださいますようお願い申し上げます。
尚、内出血(皮下出欠斑)は時間が経過して判明することもあります。

施術後、帰宅して内出血に気がついた場合は、触れてみて痛みがあれば局部を一時的に冷やしてください。その後は温める(蒸しタオルなどで)、または弱い力で優しくマッサージすることにより血流が回復し皮下出血斑の消失を早めます。(*皮下出血斑は、個人差や体調にもよりますが、早ければ数日、長くても2週間程度で自然と消えていきます)