新聞(ネット)の人生相談に「心気症」という言葉を見つけた。
「自分は病気だ」と思い込む病気に、母がなったらしくて… 産経ニュース2015.5.24
3年ほど前、身内が同様のケースを発症(心気症)し、家族が大変困惑した。
現在も自身は器質的疾患を抱えていると思い込んではいるが、以前にくらべれば症状は小康状態で、まあまあ明るく過ごせているようだ。
経験した者として家族の対応をアドバイスさせていただくと、まず全否定は絶対に禁物。できるかぎり病院へ同行し、医師からの診断結果を同席して聴いておく。また、心気症の人は自身が疑っている病気を実際に発症(器質的疾患)している人の話を全面的に支持するので、交友関係にも注意が必要。いつのまにか処方薬を融通してもらって服用していたりする。そしてなにより、時には良く話を聴いてあげて、心の根っこにある不安を理解してあげることで悪化を防ぐことができると思う。
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