腰痛 出向の悩みがヘルニアの症状増幅 ZakZak By 夕刊フジ2015.07.29配信
記事を読まずとも、タイトルをみていただければお分かりになるかと思いますが、ストレスによって痛みが増幅するというものです。
実は、これは東洋医学の基本的な概念です。東洋医学の三つの病因、内因、外因(季節・環境)、不内外因(ふないがいいん=内因にも外因にも属さないもの。飲食・外傷・労倦など))の中でも、内因はもっとも要(かなめ)の原因と考えられています。
内因は情動のことで、つまりは心のありようです。怒・喜・憂・悲・思・恐・驚の七つを七情といい、これらの情動が過ぎると何らかの症状となって表れると説いています。また、内因の乱れは、外因や不内外因の邪(*)をまねきやすくします。つまりは、病は気からなのですね。
(*)ここで使った「邪」は、病気や災いを意味します。
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