月の満ち欠けとからだ

昨日のスーパームーンにちなんだ、こんな記事をご紹介。

今日はスーパームーン！ 　月の満ち欠けと出産、人間の身体に及ぼす変化とは？-Mocosuku2015年9月28日掲載

月の満ち欠け、また、その引力でおこる潮汐が、人のからだに影響があるのか？という内容のコラム記事ですが、当然、あるのではないでしょうか。ただし動物にくらべ現代人のその感性は鈍化していると考えています。

東洋医学最古の医学書（黄帝内経）にこんな一文があります。

「月生無写 月満無補」。これは鍼灸治療を行う術者の心得として、

「新月は、尽きた気を再び取り込もうとし始める時なので散らしてはいけない。また、満月の気は充実（充満）しているので補って（盛って）はいけない」という意味になります。ちなみに鍼灸の治療方法に補法・写法というのがあって、「足らないを補う、足りるを写す」という理論のもと、術者は患者の状態（経絡上の）を診て選択しています。

まあ、「科学的根拠は？」と聞かれれば、

「見えないものこそ真実」というしかありませんが。