久立傷骨(腎)

迂闊にも体調を崩してしまいました。

おそらくは先週末に開催された鍼灸学会でのお手伝いの疲れからでしょう。情けないものです。

とはいえ、なかなかヘヴィな2日間でした。私は学生向けセミナーと懇親会の係で、それらの会場準備と後片付け、来場者の誘導と整理が主な仕事でした。
それで何がしんどかったかと申しますと、2日とも長時間立ちっぱなしで、休憩がほとんどとれなかったことです。そのときは緊張感もあり、なんとかこなせましたが、終盤は今まで感じたことのないほどヘトヘトでした。
そんな疲れが抜けきれないまま今週を迎え、気づくと秋の邪(乾燥)に侵されていました。鼻も喉も粘膜が乾きまくってヒリヒリ痛い。あげくには微熱と頭痛がつらく、半日ほど寝込む始末です。本当にお恥ずかしい限りです。(幸いすぐに復帰できました)

さて以前にも書きましたが、
東洋医学に「久立傷骨(腎)」というのがあります。
長く立ったままでいると腎(東洋医学的)の(気の)機能を損なうというものです。腎の機能とは、身体の根本的な元気(基礎活力)を意味しますので、病気に罹りやすいということになります。今回の私がまさにそれでした。
今更ですが身をもって実感しました。(ちょっと恥ですが)
皆様も無理なさらずに!