非感染性疾患とは

内容云々より用語に引っかかった記事~

【デキる人の健康学】健康寿命は伸びるも「健康損失」は加速 日本から研究成果発信が重要-2015年11月25日産経新聞(YAHOOニュース経由)

 

記事の内容は、1990年から2000年の10年間でエイズやマラリアなどの感染症の罹患率と死亡率が世界的に低下し、感染症、母子保健、栄養疾患の対策に顕著な進歩が見られた。それにより世界の平均寿命が1990年から2013年で6.3歳歳、健康寿命は5.4歳延伸したが、心臓病や糖尿病、脳卒中、がんなどの非感染性疾患の健康損失が2000年以降、加速的に増加していることに警鐘を鳴らす。続いてその健康損失の要因について。感染症や母子関連疾患、栄養障害などの疾患では社会経済的要因(格差)の影響がみられたが、非感染性疾患では社会経済的要因の影響の有無が説明できなかった。ということで、長寿国である我が国からの研究成果の発信や政策提言が今後の重要なモデルとなるだろう。というものです。

で気になる初見の用語がありましたので調べました。
非感染性疾患:WHOの定義では、不健康な食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒などの原因が共通しており、生活習慣の改善により予防可能な疾患をまとめて「非感染性疾患(NCD)」と位置付けている。(NCD Alliance Japanより)
だそうで、要するに日本でいうところの生活習慣病ですね。勉強になりました。