例年にくらべ暖冬だとのことですが、12月をむかえ、朝夕は暖房器具が必要になってきました。
当院の治療時においても、置鍼(はりを刺し留めておく方法)する場合などには写真のように赤外線照射をして冷やさないようにしています。
この使い方の場合、主役がはりで、赤外線は脇役的存在になりますが、実は赤外線は温熱療法器具として立派に主役を務める優れものなのです。
温熱療法の効能にはどんなものがあるのかといいますと、局所的には、鎮痛、鎮静、抹消血管拡張、血流増加と浮腫、代謝亢進、筋スパスムの軽減など。全身的には、心拍出量の増加、新陳代謝の増加などの効果が科学的にも解明されつつあります。
これから益々寒くなりますので、皆様も冷えにくれぐれもご注意ください。
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