日本で食品照射殺菌は、

本日はこんな記事を見つけました

生レバー刺しの復活なるか? 放射線照射で殺菌効果を確認 難点は硫黄系の甘い臭気…-産経ニュース2015年12月5日

 

「そこまでして食べなくても」。復活を心待ちにしている方には申し訳ありませんが、そう思いました。

というのも欧米では、香辛料や食肉など、細菌の付着が著しい食品へ1990年頃から照射殺菌を施しています。対して日本では、1970年代から今もってジャガイモの芽止めのみに限定されています。この違いは何か? 答えは簡単です。日本が世界で唯一の被爆国だからです。(香辛料を扱う商社での職務経験があるため事情は承知しています
従って、生のレバについても仮に照射殺菌への計画が具体的になったとしても、おそらく消費者団体などの反発を喰らうことでしょう。

実は香辛料の業界団体は20年ほど前から照射殺菌許可への折衝を行っております。しかし未だ許可には至っていません。

そういう意味があっての「そこまでして食べなくても」なのです。

ちなみに個人的には、生のレバよりも焼いたものほうが好みです。