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経世済民

 九州の余震はまだ収まらないようで、被災地をはじめ周辺地域の方々が気の毒でしかたありません。ただただ、これ以上、被害が拡大しないことを祈るばかりです。
 

 そんな中、東京銀座の熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」が連日長蛇の列で大賑わいなんだそうです。(写真はグリュミオーマニアさんTwitterより拝借)

 そうなんですよね。遠く離れた我々に出来る支援は募金の他にも、物やサービスにお金を使うというのがあったんです。お金を使えば、誰かの所得(企業・人)となり、そこに「税」が発生します。この「税」が災害や復興の救援費になるのでした。これこそが経済の元々の意味である「経世済民(けいせいざいみん)~世を経(治)め、民を済(救)う」のシステムでした。従って行き過ぎた自粛(買い控え等)は、かえって救援の妨げになります。買い物しましょう!ああ、何か無性に買い物がしたくなりました。特に熊本や大分産の物を。がんばれ九州!