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戦国三代武将の病気に思う

 昨日の夜、寝室に入りテレビをつけると「歴史から学ぶ健康法!英雄たちのカルテ」(BS朝日)という番組をやっていました。番組情報を確認すると、戦国時代の三大武将をはじめ、竹下夢二、夏目漱石、正岡子規ら偉人たちが患った病気の諸説とそれを解明していくという内容のようでした。ちょうど大河ドラマ「真田丸」を見た直後だったということもあり、三大将軍というのに反応して、前半だけなんとなく見てしまいました。
 それによると信長は糖尿病、秀吉は脚気⇒ウェルニッケ脳症、家康は胃がんだった可能性があるんだそうです。もちろん伝えられる生活習慣や人物像によるもので推測にすぎませんが、ただ秀吉のウェルニッケ脳症というのには少々哀れみを感じました。天下人となってからの秀吉は出自がゆえの反動による贅沢三昧の食生活。とくに白米を好んで食べていたためビタミンB1欠乏→脚気→ウェルニッケ脳症になり、精神障害をおこしていた。それが晩年の暴虐的な振る舞いの原因なのではないかというものです。対照的に豪族生まれの家康は、健康に気をくばり、食養生をしていため、75歳の長寿だったと...。なにか納得いかない気もしますが、諸説だからまあいいか。